令和元年度 第1回全体勉強会

2027年に開業予定のリニア中央新幹線は飯田下伊那の地域を大きく変える100年に一度の出来事です。どのような影響が飯田下伊那にあるのか、人々の気持ちがどのように変わるのか、まだ誰も正確にリニア後の飯田市を予想でぎていないのが現実です。飯田市がリニア中央新幹線によりメガポリスの東京や名古屋の近郊として結ばれることは、大いなるチャンスであると同時に、私たちは、大都会(=大資本)の波に溺れないように、大都会に素通りされないように、でき得る限りの準備をする必要があります。
特に、リニア飯田駅(仮称)周辺の地域計画と同様に中核拠点としての「中心市街地(通称 丘の上)」に関するまちづくりの長期ビジョンが明確に示されていないことは、この地域で日々暮らし生業を営む私たちには、大きな不安要因であり、将来に向けての当該地区の発展を阻害する事にもなりかねません。
そこで、このような現状を鑑み、中心市街地を考え直し、リニア開通後を見据えた将来ビジョンを作成すべく昨年来、当フォーラムとNPO法人いいだ応援ネットイ デアとの間で「中心市街地を考える会」 を立ち上げ、研究検討を重ね、将来構想をまとめることができました。
過去の提言を振り返り、知恵や知識、アイデアを持ち寄って、今の私たちで可能な限りの創造をし、20年後の飯田市中心市街地の「なりたい未来」、「あるべき姿」を提案した考えを、会員全員と共有し広く地域社会に共感を得たいと考えます。

令和元年度 第1回全体勉強会

活動報告